世界が未曽有の危機に襲われた2020年も残すところあとわずか。
コロナに始まり、コロナに終わり、年が明けてもまたコロナ・・・
ご苦労をされているすべての皆様に、コロナ禍の一刻も早い終息を祈るとともに、
心よりお見舞い申し上げます。
思えば過去にも大きな転機が何回か訪れました。
2001年9月11日のアメリカ同時多発テロ、2011年3月11日の東日本大震災、そして今年から来年
にかけての新型コロナウイルスの世界的な大流行。
10年周期の難局を気付けばすべて経営者として、また当事者として、実践を通して乗り越えて
いく舞台を経験することになりました。
まだまだ思い描く理想の境地には遠く及びませんが、こんな年の瀬に自然と頭に浮かぶ好きな
先哲の言葉をみなさんにおすそ分け・・・
今年もいろいろありました。難しいことではありますが、こんな時こそいつも変わらず普段通りの
心境で新年を迎えることができたらと思います。
【六然訓】
●自処超然(じしょちょうぜん)
●処人靄然(しょじんあいぜん)
●有事斬然(ゆうじざんぜん)
●無事澄然(ぶじちょうぜん)
●得意憺然(とくいたんぜん)
●失意泰然(しついたいぜん)
自分には一切とらわれず抜けきっており、人に対しては、いつもなごやかに好意を持ち、
何か事があれば活気に充ち、事がなければ水のように澄んでおり、得意の時はあっさりして、
失意の時もゆったりしている
来るべき新年(2021年)が世界中の全ての人々にとって、穏やかで、明るい年になりますように。