京の街、自転車をこぎながら、こう考えた。
知に働けば角が立つ。情に掉させば流される。意地を通せば窮屈だ。
とかくに人の世は棲みにくい。
この有名な一節が自然と頭に浮かぶ年齢になったんだなあなんて、新鮮な気づきを発見しつつ、
第三部ブログのスタートに相応しいテーマ「誓い」について。
『有言実行』という言葉があります。『不言実行』という言葉もあります。
どちらが好き？ということになれば、当然人それぞれどちらが良い悪いの区別はありません。
ただ、どちらが困難？ということになれば、言葉に出して、周囲に宣言する以上、自分以外の誰かとの約束だったり、その検証だったり、自身へのプレッシャーまでついてくる、『有言』が困難であることは疑いようがないでしょう。
そんな困難を平然と（少なくとも私にはそう見えていました）やり続け、長年追いかけ続けている尊敬する先輩経営者との誓いの夜。
- 節目（艱難辛苦）は必ず来る。節目の無い竹は弱くて折れる。強くなるチャンス…
- 愚直な仲間に強固な信頼関係、登山家の養成と美酒のあじわい…
- 終始一貫感じられる仲間達への深い愛情…
大いに反省させられつつも、何とかなりそうな、何とでもできそうな明るく前向きに取り決められた両社の誓い。
“約束の日”
新たな挑戦を誓った記念日が、予期せずふっと訪れた、そんな不思議な感覚を覚える貴重な体験になりました。
