一昨日、博多駅そばのとある貸会議室に、あいにくの天候にも関わらず、
50名ほどのリクルートスーツを身にまとった若者たちが集まった。
遠くは関東、関西から友桝が初めて主催する新卒採用の会社説明会。
第二部ブログのスタートは、この若者たちへの応援の言葉から始めたい。


冒頭私は数ある会社の中から友桝の説明会にわざわざエントリーして
参加してくれた、自ら行動を起こしてくれたみんなに感謝の思いを素直に
伝えてみた。
思えば14年前の自分と目の前のみんなを重ね合わせて考えた時、どう
考えてみても、この会場に集まってくれたみんなのほうが当時の自分と
比較して、社会一般的には「いっぱし」の社会人になろうという心意気
を持ち合わせていると思えたから。。
結局、当時の私は就職活動というのは何一つ自分から行わず、、おそらく
大学の先生が不憫に思われたのだと思うのだけれど、先生からご紹介頂いた
ひとつの会社を受けただけだった。内定をもらい、もちろん快諾すべきところ
を、世間知らずの私は何も考えずに辞退し、これも今思えばかなり身勝手な
話しではあるけれど、数年でやめるのを条件に親類の紹介で福岡の会社に
もぐりこんだ(表現が適切かどうかはさておき…)。
…とこんな感じの自分の当時を思い出しながら、今目の前の真剣な眼差し
のみんなを見ていると、身が引き締まるというか、伝えてあげれることは
伝えてあげるのが役割のように思えて、30分程度私からの説明をさせてもらった。
自分の経験値から考えた場合、当時の私は世間一般的な基準から言うと
決して優等生ではなかったし、むしろ落ちこぼれの部類に属していたのだろう。
人生で普通の人にとってはかなり大事な就職活動さえ真剣にやった形跡もない。
ただ、ひとつ言えることは人生のどのステージにおいても、すべて自分で決定
してきたし、その決定に由来する結果責任はすべて自分で負う気概だけはあった。
若いみんなは今就職活動というタイムリーで困難な問題に直面しているとはいえ、
「人間万事塞翁が馬」そんな考えも頭にいれながら、目標だけしっかりもって、
自分の人生を切り開いて行ってほしい…と心からそう思う。
今回の結果がどうでるにせよ、当時の私にさえできたのだから多分みんな楽勝
のはずだから。